● 医院・クリニックを開きたいけど、融資を受ける方法を知りたい
● 開業準備をどう進めていいかわからない
● 資金調達のための事業計画の立て方についてアドバイスがほしい
医院やクリニックは、専門的な機器がたくさん必要になるため、開業には膨大なお金がかかります。個人が新規で開こうと思えば、自己資金だけでは到底足りず、多額の融資を受けることが必要です。
しかし、融資を受けるには事業計画を立てなければなりません。その立て方にもコツがあります。当事務所では、事業計画書の作成の支援やアドバイスもおこなっておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
● 公的金融機関を紹介します |
● 事業計画の作成支援・アドバイスをします |
● 各種書類の届出をサポートします |
● 医療法人にされる場合、税金負担などのコンサルティングをおこないます |
➤ 開業地の選定は、たいへん重要です。
ポイントは・・・
1.ターゲットとする患者層が見込める地域であること |
2.通勤時間に余裕のある場所であること |
3.診療目的にそって、必要なスペースを確保できること |
4.まわりに競合医院が少ないこと |
診療予定地が決まったら診療圏を設定、診療圏内の人口及び患者数を推定します。
➤ 親や親戚等から資金援助を受ける場合は、返済不要であれば贈与とされ贈与税がかかりますので注意しなければなりません。返済していくのであれば、親族間といえどもきちんと金銭消費貸借契約書を結びましょう。
➤ 医業建築は一般住宅と違い、特殊な設備や医療機器に応じた電源・給排水・空調設備が必要等、建築基準法はもとより医療法による制限があります。また、診療や窓口業務・事務作業がスムーズに行えるよう動線にも考慮しなければなりません。設計・施工業者の選定にあたっては、医業建築の施工例が豊富な業者の中から見積をとり、比較検討しましょう。
➤ 診療に必要な医療機器・備品・消耗品をリストアップし、資金計画に沿って導入します。特に高額な医療機器は、診療目的・採算性・稼働率等を考慮したうえで、慎重な判断が求められます。
➤ 開業直後は特に、スタッフが不慣れな対応をすると医院の評判を落としかねません。また、万が一にも医療事故を起こさないよう細心の注意を払う必要があります。十分な研修を行い、スムーズな診療・好感のもてる窓口業務を行えるように訓練しなければなりません。
➤ また、スタッフを採用した場合には、労働保険や社会保険等の手続きが必要となります。
➤ 口コミでの評判が定着するまでの開業後1〜2年は、広告は特に重要です。内覧会の開催やホームページの作成、屋外看板、電話帳広告、雑誌、フリーペーパーなど、費用対効果をみながら計画的に行いましょう。
➤ 各行政機関に必要な書類を提出しますが、提出先は書類によって異なります。
<保健所・地方厚生局に提出する書類>
●診療所開設届
●診療所X線装置備付届
●保険医療機関指定申請書
●生活保護法による医療機関指定申請書
●労政保険指定医療機関指定申請書 等
<税務署に提出する書類>
●個人事業の開廃業等届出書
●青色申告承認申請書
●給与支払事業所等の開設届出書
●源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
●青色事業専従者給与に関する届出書 等